私たちは日々、忙しい生活に追われ、「こなす」ことに追われてしまいがちです。そんな現代において、心の平穏とポジティブな変化を引き寄せるために必要なのが「丁寧道」です。この記事では、武田双雲さんの著書『丁寧道 ストレスから自由になれる最高メソッド』を通じて、丁寧道の基本とその実践方法を学び、人生をより豊かにする方法を探ります。%3Ciframe%20width%3D%22560%22%20height%3D%22315%22%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fembed%2Ff0FNaY30qZc%3Fsi%3D9vSRp3FTPeLIouv1%22%20title%3D%22YouTube%20video%20player%22%20frameborder%3D%220%22%20allow%3D%22accelerometer%3B%20autoplay%3B%20clipboard-write%3B%20encrypted-media%3B%20gyroscope%3B%20picture-in-picture%3B%20web-share%22%20referrerpolicy%3D%22strict-origin-when-cross-origin%22%20allowfullscreen%3D%22%22%3E%3C%2Fiframe%3E丁寧道とは?丁寧道とは、対象を「丁寧に感じ尽くす」こと。言い換えれば、「今、この瞬間」を五感で味わうということです。武田双雲さんは、現代人がやるべきことに追われ、日常の小さな喜びを見失っていると指摘します。だからこそ、丁寧道が必要なのです。いま、あなたはお風呂場の中にいる、と想像してみてください。これから髪を洗おうと思っています。当然、シャンプー容器のポンプを押しますよね?そのときシャンプーの容器をできるだけ丁寧に、楽しそうに全神経を駆使して味わってみてください。たとえば、ポンプをいつもよりじっくり押して、そのときの「しゅこ~、しゅこ~」という音に耳を澄ましてみる。「意識して聞いたことなかったけどいい音だなぁ~」「やさしい 音だなぁ~」なんて感じてみるのもありです。また、シャンプーの容器を楽しそうに眺めてみてください。ちょっと見てみると、容れ物・ポンプ・ポンプの中の部品等々、いろいろなものを組み合わせてくれているおかげで、スムーズにシャンプーが出てくることがわかります。例えばこんなふうに、お風呂場でシャンプーを使うとき、ポンプを押す動作に集中し、その音や感触を感じることも丁寧道の一つです。何気ない日常の一瞬を丁寧に味わうことで、心が落ち着き、ストレスから解放されるのです。丁寧道はマインドフルネス&マインドセット私たちは何かをしているとき、無意識に思考を巡らせがちです。「次は何をしよう?」とか「明日は○○をしなきゃ」といった考えが頭をよぎります。これがネガティブな思考に繋がり、心ここにあらずの状態を引き起こします。丁寧道は、このような無意識の思考回路から解放されるための方法でもあります。丁寧道を実践することで、自分自身に対する過度な意識(自我)に囚われることなく、目の前のことに集中できるようになります。超一流たちも実践する「丁寧」第一線で活躍している多くの著名人も、実は「丁寧さ」を大切にしています。武田双雲さんは、自ら丁寧道を実践する過程で、プロレスラーのアントニオ猪木さん、ロック歌手の矢沢永吉さん、マツコ・デラックスさんなど、一見豪放なイメージの人物たちも、実は非常に丁寧な人柄であることに気づきました。長く成功を続けている人々は、周囲の人々から愛される存在であり、その背景には「丁寧さ」があるのです。少し私事になってしまいますが、僕も長年ミュージシャンをやっていた過去があります。ロッキンジャパンなど3大音楽フェスにも出演させていただくことがあり、そこで大物ミュージシャンの方とも交流する機会がありましたが、長く活躍されている方、売れ続けている方は皆さん人柄が本当に素晴らしいと感じました。ファンに愛されているのは当然ですが、周りのスタッフ、現場で関わる方にも愛されているから最高のステージが作れるのだと、納得したわけです。丁寧さって、それこそ普段の行いにさりげなく出ますから、日常を丁寧に過ごすって大切だな、と当時を振り返って改めて思います。あわせて読みたい成功者の特徴の本質|目的・目標・手段を明確にするモデリング理論「丁寧」=「遅い」ではない丁寧に物事を進めると、時間がかかるように感じるかもしれません。しかし、実際には丁寧に取り組むことで、ミスが減り、結果として効率が上がることが多いのです。辞書的な意味でいうと、「丁寧」とは「注意深く心がゆきとどくこと。また、てあつく礼儀正しいこと」(広辞苑)だそうです。そう、「ゆっくり」というのは、「丁寧」の定義に含まれていないのです。「丁寧」の反対は「雑」であり、「速いか遅いか」ではありません。丁寧道を実践することで、余計な手直しやトラブルを回避でき、結果としてスムーズに進めることができます。丁寧道が生み出す波動とエネルギー現在は書道家として有名な武田双雲さんですが、実は東京理科大学の出身で、卒業後はNTTに入社している超理系の方でもあるんです。アインシュタインが特殊相対性理論から導いた「E=mc²」。この方程式は、「質量を持つ存在はエネルギーを持っている」ことを意味しますが、私たちの体もエネルギーを持つ存在であり、そのエネルギーは振動として波となり、周囲に影響を与えると述べています。つまり、あなた自身が発するエネルギーが波となって伝播するとともに、あなたの発した波と共鳴するエネルギーが引き寄せられて、あなたの現実をつくっている、ということですこれは、スピリチュアルな話ではなく、物理学的にそうなっているのです。つまり、私たちが発するエネルギーが波動として現実に反映され、ポジティブな波動を発すればポジティブな現実が、ネガティブな波動を発すればネガティブな現実が引き寄せられるのです。丁寧道を実践することで、心の中の負の感情や思考から解放され、上機嫌でポジティブな自分を保つことができます。結果として、上機嫌な現実が引き寄せられるのです。まとめ丁寧道は、日常生活の中で簡単に実践できるメソッドです。僕も実践していますが、とても簡単だからこそ続けられるし、効果があります。丁寧道を意識することで、日常生活が豊かになり、ストレスから解放されるだけでなく、ポジティブなエネルギーを周囲に与えることができます。ぜひ、一度試してみてください。また、「丁寧道」の詳しいやり方やポイントなどは本書にたくさん書いてあるので、気になった方はぜひチェックしてみてください。丁寧道 ストレスから自由になれる最高メソッド 武田双雲 (著)オススメ関連記事心理学で解明するRASの意味と機能|潜在意識を使った引き寄せの仕組み幸せとお金を両立する生き方|「ユダヤ人大富豪の教え」に学ぶ17の秘訣